私どもは建物を壊すことを前提に建てるのではなく、建物をいかに有効に、機能的にそして長く使い続けるかを重要なテーマとしています。まさにそれが持続可能な社会の基盤となるからです。溝江建設では耐震診断から一般住宅のリノベーション、マンションエントランスホールの改修から付帯設備の改修、大規模修繕まで、建物の資産価値を高めるお手伝いをしております。
建物は、建設されてから一定の年数を経ると、使用条件や機器の劣化が起こります。このため、劣化状況に応じて適切な修繕が必要になります。
建物の快適な環境を維持するためには、定期的な改修工事を実施し、維持保全を心がけることが重要です。
大規模改修工事は、「元の状態に戻す」だけではありません。皆様のご要望をヒアリングしながら、実際にお住まいの方や利用者の方が「暮らしやすい」「気持ちいい」と思えるような修繕をご提案・実施致します。改修は、長い目で考えれば「建物価値向上」の絶好の機会となるのです。
溝江建設では、事前調査から的確な修繕内容を立案し、管理組合様や管理会社様にわかり易く伝えるよう努めております。
古い建物を安易に取り壊さず残っている特性を生かして改修し、真新しいビルのようによみがえらせる「リノベーション」や、事務所ビルを住宅へ、倉庫を商業施設へ、小学校を福祉施設へ用途を変更する「コンバージョン技術」を用い、お客様の資産価値を高めるお手伝いをしております。
居住者の皆様の日常生活におけるご不便やご負担を最小限に留めることを、大規模修繕工事の企画における最優先事項と位置付けています。
お住まいになっている状況下での工事であることを重視し、現場に入る工事関係者の事前教育も徹底しております。
老朽化や故障などへの再起対応は、建物へのダメージや維持コストを最小限に抑えます。また、デザインや機能性の向上は、資産価値の向上のみならず、生活する人・働く人・来訪する人、建物に関わる全てに新たな環境を与え、時に新築以上の効果を生み出します。
建設当初はある目的のために建てられたものが、時を経て老朽化や流行などによってその価値が失われていきます。溝江建設では、改めてその建物のもつ価値を見出し、まったく違った用途として、建物にもう一度新たな命を吹き込みます。
耐震改修には大きく分けて、耐震補強、制震補強、免震補強の3つの方法があります。 それぞれの方法には特徴があり、性能や施工の条件、費用、工期などを考慮して選択する必要があります。耐震補強は建物の固さや粘り強さを向上させることにより必要性能を確保するものですが、耐震補強工事に複数の工法を組み合わせて行うこともあります。
また、可能であれば大規模修繕・リニューアル等も同時施工で行った方が、重複工事も避けられることから合理的と判断されます。
このような建物は、まずご相談ください。
特に昭和56年以前の旧耐震基準で建設された建物の多くは、早急な対応が迫られています。
耐震診断の結果倒壊する可能性があると判断された場合は、倒壊しないためにどのように建物を補強するかという計画を立てる必要があります。
そのための設計を耐震補強設計といいます。 耐震補強を実施するにあたっては建物の設備や建物の使い勝手(施工の条件)、耐震改修工事の費用、工期など様々な要点を考慮してわかり易くお客様へ説明致します。